■ 空調・下水道ど素人。それでも合格できました
まず前提として、私は空調関係・下水道関係の仕事は一切やったことがありません。
ただ、水道やガス配管の業務には少し関わった経験があり、工具や配管の仕組みを“なんとなく”理解している程度。
そんな私でも、独学で2級管工事施工管理技士に合格できました。
法令なんてまったくの無知(現在進行形)で、
「これはさすがに無理じゃね?」と思っていた側の人間です。
■ 試験の印象:一次は過去問ゲー、二次は経験風味
私の受験時の印象では、
- 一次試験 → 過去問の使い回しが多く、比較的素直
- 二次試験 → 過去問7割・初見3割くらいの構成
といった感じでした。
つまり、過去問を丸暗記すれば結構イケる!
最初は未知の世界ですが、3年分くらい解くと「あれ、これ前も見たぞ?」という déjà vu 状態になります。
内容を理解してなくても、点は取れます(断言)。
■ 一次試験:最初は意味不明、でも3周で見えてくる
最初にテキストを開くと、「機械工学?衛生工学?え、理系なのこれ?」と軽くパニック。
でも、3年分の過去問を3周くらいすると、似た問題が出まくることに気づきます。
最初の1〜2周は「これ人間が解く試験じゃない」と思いますが、
3周目には「なんか見覚えある問題だらけ」になってきます。
この時点で、一次試験はもう過去問ゲーム。
あとは出題傾向に慣れるだけです。
■ 二次試験:経験なくても突破できるが、受けるには“経験”がいる(※重要)
二次試験は「実務経験がないと厳しい」と言われますが、
実際のところ、過去問をしっかり覚えれば未経験でも案外イケます。
ただし――
“資格上の受験資格”としては実務経験が必要です。
つまり、経験がないとそもそも受けられません(笑)
(※ここは笑うところです。現場未経験者は、一次合格後に実務要件を整えて挑みましょう。)
■ 図付き問題や工程管理はややクセあり
二次試験では、図面を見て答える問題や工程管理の設問も出ます。
私はこの「工程管理」が苦手で、「なにこれ、どこから手をつけるの?」状態でした。
ただ、後で見直すと“型が決まってる”問題が多く、
むしろ覚えておけば得点源になりやすいと感じました。
「試験中は地獄 → 終わってみたらチャンス問題」って感じです。
■ まとめ:完全未経験でも2級管工事は狙える!
空調・下水道の実務経験がなくても、
水道・ガス配管の知識が少しある人なら十分合格を狙えます。
実際、私のように“法令ド素人”でも、
過去問中心の学習で突破できました。
✅ ポイントまとめ
- 空調・下水道未経験でも合格可能
- 一次試験は過去問中心でOK
- 二次試験は7割が過去問パターン
- 工程管理は苦手でも慣れでカバー可能
- ※二次試験を受けるには実務経験が必要(ここ重要)
💬 これから受ける人へ
「現場経験がないし、管工事なんて無理そう」と感じている方も、
一次試験合格までは“誰でも挑戦できるライン”です。
過去問中心でコツコツ積み上げれば、
「自分にもできた!」という手応えが必ず得られます。
資格を取れば仕事の幅も広がり、
次のステップ(1級や他の施工管理技士、衛生管理者の一部)にもつながるので、
興味がある方はぜひチャレンジしてみてください!

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